ティム・バートンの映画は昔から好きです。私は影のある映画が好きみたいです。ということでティム・バートンは好きです。
これだけ凄惨でグロなストーリーをこれだけ美しい映像にすることができるのは素晴らしいと思います。
だって人肉を・・・すいません、ネタバレはしたくないのでここまでにしときます。
私はミュージカルは苦手です。
なので観終わったあと、なぜこの映画をミュージカルにする必要があったのか考えました。
ミュージカルである必要性がわからなかったからです。
いろいろ想像してみました。
これがもしミュージカルでなかったら・・・。
先ほども言いましたがこの映画の内容は凄惨です。
かなりの血が流れるし、殺人シーンがたくさん出てきます。音楽とともに・・・。
観ている途中でこれは壮大なジョークなのでは・・・と考えてしまいました。ユーモラスにさえ思えてしまいます。
凄惨な部分をマイナス、音楽をプラスとするとこの映画はそれが相殺されて中和されているのではないかと思います。いや、相殺されてはいません。凄惨さのほうがまさっています。
それほど悲惨なエンディングです。
そんな悲惨な内容ですが、とにかく美しい映像です。特にラスト・シーンは素晴らしく美しい!!!
私は鳥肌が立ちました。
もしこの映画がミュージカルでなかったら後味の悪さだけが残っているでしょう。非常に安易な発想なのはわかっていますが、とりあえずそういう結論にしておきます。
DVDレンタルではなく、映画館でお金を払って観る価値がある映画だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿