2007年9月30日日曜日

あづま屋

先日、八田にある『地蔵そば』に行ってみたら臨時休業でした。
前回の名島亭に続き、どうもツイてません。

そこで、前から気にはなっていたけど、スルーし続けていた『あづま屋』に行ってみました。
住所は若宮になるのかな。


店内は、カウンターが6席と座敷(4人用)が二つで、こじんまりとしていますが、雰囲気は悪くありません。

看板を見てわかるように、ここはたんたん麺が一押しのようですが、メニューには中華そば(しょうゆ)なんかもありました。

私は辛いのが苦手なのと、なんか辛さでごまかされているような気がして、たんたん麺はあまり好んで食べるほうではないのですが、ここはやはり一押しのたんたん麺を注文するしかないでしょう。辛さが選べるのですが、初めてなので「普通」を選びました。

ちなみにこの店は、「坦々麺」ではなく、「たんたん麺」と表記してあります。

「普通」の辛さは、それほどの刺激はなく私でも大丈夫です。味のほうもただ辛いだけではなく複雑な味わいがあり、たんたん麺が好みではない私でもうまいと感じました。

麺もツルツルのシコシコで良い感じです。

最後まで夢中で食べてました。

そして完食後は汗がタラー・・・。

もう少し涼しくなったらまた行きます。

2007年9月27日木曜日

一楽

コペンを定期点検にだしている間、ラーメンが食べたくなったので名島亭に行ってみました。
すると店の前には行列が・・・(@13:30頃)。
この日は並ぶ気になれなかったので、『一楽』に急遽変更。
いつも思いますが、ここは味がブレないです。いつも安定して美味しいです。なんか安心できます。
ラーメンを食べ、他の雑用を済ませるとちょうど点検が終わる時間になりました。
ディーラーに行くと『ULTIMATE EDITION Ⅱ』のカタログが置いてあったのでもらってきました。
ネット上でも散々言われてましたが、”「究極」と冠したものに「Ⅱ」はないだろ!”とツッコミたくなりますが、これもモデル末期の宿命でしょうか。個人的にホワイト・メーターはちょっと良いなぁと思います。
私は当分「Ⅰ」をそのままで乗るつもりです。

2007年9月22日土曜日

BMW M3を見てきた。

マリンメッセ福岡にBMWのM3が展示されるという情報を得て、ノコノコと見に行ってきました。

もちろん買えません、買えませんとも!!!だから見てみたい!
M社がチューンしたスペシャル・マシン!!!さぞやすごいオーラを放っているのであろうと思っていたのですが、第一印象は「案外フツー・・・」でした。
ボディ・カラーはヘレス・ブラックという色です。光によっては紺色に見えます。
私はたぶんこの色は選択しないな。買えないけど・・・。


しかし、じっくり見れば見るほど、「カッコイ~」と思うようになりました。

ルーフはカーボン・ファイバー製です。とても美しいです。


メータはこんな感じ・・・。オーソドックス。



内装です。シートのカラーはカタログで確認すると、フォックス・レッドと表記されていました。
私はたぶんこの色は選択しないな。買えないけど・・・。



リアの雰囲気はいたってフツー。マフラーの径もそんなに大きくありません。


V8エンジンです。音を聞いたわけでも運転したわけでもないので感想は特にありません。

ドア・ミラーもカッコイイ!!!


フロント・フェンダーは迫力あります。


ALPINA B6も展示されていました。美しい・・・。
これは触れることはできませんでした。


会場でいただいたカード・ケースとM3のカタログです。

M3の試乗車は用意されていなかったのがとても残念でしたが、なかなか見る機会のない車を間近で見て触れることができてとても楽しかったです。
M3の印象を一言で表現すると、「とても上品なスポーツ・カー」です。一見、尖ったところはありません。いたってオーソドックスで、そんなに車に興味のない人が見たら、フツーの3シリーズと区別がつかないと思います。でもそれがイイんですよね!!!オトナって感じで・・・。担当していただいた営業のかたもとても親切な対応で満足しました。ありがとうございました。



2007年9月12日水曜日

ぼちぼちいこか


私が中学生の頃なので30年程前でしょうか、買ってもらったばかりのラジカセでたまたまエア・チェックしたカセット・テープに大阪弁の歌詞の変な歌が入っていました。
当時の私はとにかく吉田拓郎に夢中な時期だったのですが、この曲はなぜか好きでよくテープを再生していました。ただ、DJが曲名や歌手名を紹介している部分が録音されていなかったので、その曲に関する情報は一切わかりませんでした。
そのカセット・テープもいつしかなくなり、その曲を聴くこともなくなったのですが、なんとなくずっと気にはしていました。
それから年月が経ち、大人になった私がたまたまCDショップで見つけたのが、上田正樹と有山淳司の『ぼちぼちいこか』の廉価盤(CD選書だったかな?)でした。当然そのCDを聴いたことはなかったのですが、このCDにあの曲が入っているとなぜか直感的に感じました。でも、購入しなかったのです。きっと他に欲しいものがあったのだと思います。
そうこうするうちに『ぼちぼちいこか』は廃盤になり、中古CDショップでも見かけることがないまま、あの時買っとけば良かったという後悔の気持ちだけが私の中に残ることになったのです。
それから更に数年後、やっと再販されました。それもデジタル・リマスタリングされ、ボーナス・トラック付で!!!
やっとやっと聴けました。いや~、とにかく素晴らしい内容です。何回聴いても飽きません。
大阪弁の歌詞とBluesってなんでこんなに合うんでしょうね。
Bluesって日ごろのグチ(金がないとか女にフラレたとか)を歌っているので、そんなのを標準語でリアルに切々とやられても、それは普通に演歌になってしまうわけであり、そんなものを聴いているとこちらもリアルに鬱になってしまうので、そんなものを聴こうという気には当然なれません。
その点、大阪弁だとそんなグチがなんかユーモラスになって、しかも身近な感じさえして「オッシ、俺もがんばるかぁ!」などと単純に思ってしまえるから不思議です。
また、有山淳司のギターが凄い!
やっぱりあの時CDを買っとくべきでした。私はこういうパターンで後悔することがとても多いです。ホントに。
ちなみに、当時のカセット・テープに入っていた曲は、『俺の借金全部でなんぼや』でした。

2007年9月11日火曜日

ひとりドライブ


最近は休日もなにかと忙しかったのですが、それらもひと段落したのでコペンでひとりドライブに行ってきました。
行き先は熊本です。熊本に入ってしばらくしてから屋根をオープンにしたのですが、日差しはまだきついですね。本格的なオープンの季節はもう少し先のようです。でも、風はすっかり秋の気配です。

写真は、草千里展望台で撮影したものですが、風が強いせいもありちょっと肌寒いくらいでした。

コペンで遠出したのは初めてだったのですが、思ったよりも長距離運転は快適でした。



これからドライブには良い季節になりますからいろいろと計画を立てるのが楽しみです。

今回の走行距離は約300kmでした。


この写真は草千里展望台ではありません。







2007年9月2日日曜日

吉田拓郎の音楽



吉田拓郎の音楽が、ボブ・ディランの影響を受けていることは今更言うまでもありません。
明らかにディランの曲を下敷きにしたとわかるものもあります。たとえば『春だったね』=『Stuck Inside of Mobile With the Memphis Blues Again 』や『イメージの詩』=『Desolation Row 』というのは有名です。これらは、曲の成り立ちというかつくりが同じです。
他に思いつくものを挙げてみると、『やせっぽちのブルース』=『Ballad of a Thin Man 』、『花嫁になる君に』=『Girl from the North Country 』、『たくろうチャン』=『Rainy Day Women #12 & 35 』、『ペニーレインでバーボン』=『Like a Rolling Stone 』といったところでしょうか。これらは、最初に挙げた2曲とは異なり、拓郎の”ディランに成り切りたい”という気持ちからできた曲のように思います。たとえば、『やせっぽちのブルース』=『Ballad of a Thin Man 』は曲のタイトルが似ているだけじゃないかと思われるかもしれませんがそうではないと思います。『Ballad of a Thin Man 』には”Mr.Jones”という歌詞とメロディーが印象的な部分がありますが、拓郎はこのようなキメのある曲が歌いたくて『やせっぽちのブルース』をつくったのだと思います。『たくろうチャン』は『Rainy Day Women #12 & 35 』のあのザワついたラフな雰囲気を真似ようとしているのが感じられます。以前テレビで拓郎本人が『襟裳岬』はディランを意識してつくったという内容のことを話していましたが、これはいまだになにを真似ようとしているのかわかりません。

いずれにせよ昔の拓郎はディランをかなり意識していた、というよりも強く憧れていたというのが良くわかります。しかしこれもアルバム『今はまだ人生を語らず』までではないでしょうか。これ以降はディランの影響から意識的に逃れようとしているように感じます。オリジナル志向が強くなり、ディランから距離を置くようになっているのではないでしょうか。そして、私が本当に好きな吉田拓郎の音楽は、『人生を語らず』までなのです。拓郎がディランの影響から離れていくにしたがい、音楽的な魅力も失われていくのはなぜなのでしょうか。拓郎の音楽は実はそれほどオリジナリティが強くはないのではないかと最近考えるようになりました(純粋なオリジナルというのは厳密にはありませんが)。つまり、ディランの音楽を一旦拓郎というフィルタを通した音を私は愛していたのではないかと思うようになりました。私はディランを完全に後追いで聴いていますが、拓郎への熱中を追体験したような気分だったのを今でも憶えています。
『人生を語らず』以降も名曲といわれる曲はたくさんあります。しかし、以前のような”熱”をあまり感じることができません。ここでいう”熱”とはディランの音楽に対する情熱といっていいかもしれません。

今では、セルフカバーの乱発やつま恋の再現といった過去の栄光にすがる活動ばかりが目立っていますが、私はまったく不満です。どうせ過去の栄光にすがるのであれば、ディランの『Bootleg Series』のような内容のアルバムをリリースして欲しいと思っている拓郎ファンは私だけではないでしょう。『Live '73』の完全版や『人生を語らず』の2枚組なんかがリリースされたら結構売れると思うんですけど・・・。とりあえず『人生を語らず』はオリジナルでの再発が先ですね。

とにかく、拓郎は今こそ現在のディランの真似をして欲しいと思います。今の拓郎は面白くないなぁ。
と言いながら、昨年のつま恋は行ったんですけどね。