2008年3月31日月曜日

ぼくたちと駐在さんの700日戦争

オトナになりかけのコドモと、コドモの心を持ったオトナの交流を描いた映画・・・一言で言うとこんな陳腐な感じになってしまうと思います、この映画は・・・。

たしかにそうなんですが、映画の内容は全然陳腐ではありません。それは、みんなが本気だからです。
相手がコドモだからといってオトナたちは一切手を抜きません。
手を抜かずにコドモたちの行動(イタズラですが)を許容して、大らかな眼で見守ってくれています。
これは本気じゃないとできないと思います。本気だからこそ、コドモたちの尻拭いをする覚悟ができているからこそ、大らかに見守ることができるのでしょう。

コドモたちも本気です。
そして、オトナたちの本気さを理解しているからこそ、最低限のルールを守って、全力でイタズラをしかけます。コミュニケーションの手段として。

世代が異なる人間が本気でぶつかり合い、その結果として生まれる信頼関係は、親子や友人や先輩後輩といった既成の人間関係を超越して観るものの気持ちを強く揺さぶります。

ぜひご覧ください!

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